ご質問 文字標準 文字拡大 耳鼻咽喉科

皆様からよくある質問をQ&A形式で掲載しました。ご活用ください。

Q.急性中耳炎で鼓膜を切らないといけないと言われたのですが?

A. 急性中耳炎は鼓膜の奥に炎症を起こすものです。おそらく膿がたまっている状態だと思われます。発熱や不機嫌などがある場合、反復したり治りにくい場合や、2歳以下で耐性菌(薬の効きにくい菌)が予想される場合などは鼓膜切開が必要になります。

Q.滲出性中耳炎ってどんな病気ですか?

A. 鼓膜の向こうに水や粘液がたまるタイプの中耳炎です。急性のものは自然にひくことが多いですが、慢性的に貯まる場合、鼓膜切開や鼓膜にチューブを入れるなどの治療が行われます。鼻の奥の扁桃組織(アデノイド)が大きいケースも多く、耳から鼻への出口がアデノイドで塞がれている時には、アデノイドを手術で取ることによりよくなることが多いです。

Q.うつむいたり起きあがるときにめまいがしますが、どんな病気が考えられますか?

A. 頭位によるめまい(特にくるくるまわるめまい)で最も多いものは、良性発作性頭位めまい(BPPV)と呼ばれるものです。三半規管に砂状の石がたまる病気で、これは赤外線CCDを用いて、誘発されるめまいの目の動きで簡単に診断することが可能です。治療にはEpley法やLempert法などの耳石置換法(一種の理学療法)を行います。

Q.メニエール病の治療にはどんなものがありますか?

A. メニエール病は内耳の中に過剰にリンパ液がたまる状態となります(内耳がむくんだ状態)。軽いものは、安定剤やビタミン剤などでもコントロールできますが、聴力の落ちている場合(特に低音部)は、イソバイドなどの浸透圧利尿剤を用います。めまいに対しては、めまいを抑えるお薬を用います。

〈ページの最初に戻る〉

さわだ耳鼻咽喉科・眼科
取り組み
院内案内
院長略歴
時間
交通案内
トップページ
眼科へ